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伊坂 幸太郎 著: ゴールデンスランバー [伊坂 幸太郎]

伊坂 幸太郎 著: ゴールデンスランバー 

  

疾走感あるストーリー展開はよかった。

強いて言えば、伊坂氏お得意のキャラの魅力がもっとあるとよかったかな。

 

しかし、これだけの数の伏線を張っていると、辻褄合わせが可能になるだろう。

矛盾が出そうになると、それを解消するための主人公とのつながりを作る

という制作上の後付け感を想像してしまって。

 

エンディングから逆算して、それぞれのキャラを生み出し、

出会わせると・・・ついつい善からぬ想像をしてしまう。

 

オーデュボンみたいな設定であれば、メルヘンチックにも感じられるのだが。

 

最終的にはさすがという締め方をしているので、そこは納得できた。

事前の評価が高かっただけに、天井上げすぎてしまったかな。 

 

ゴールデンスランバー (新潮文庫)

ゴールデンスランバー (新潮文庫)



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伊坂幸太郎 著: チルドレン [伊坂 幸太郎]

伊坂幸太郎 著: チルドレン

評価が高いのは知っていたが、
ついつい後回しにしてしまっていた。

理由は文庫のデザインが気に入らなかったことが大きい。
結構、ジャケットデザインってCDだろうが本だろうがこだわってしまう。
ジャケットだけでいえば、夜は短し歩けよ乙女は完全にジャケ買い。

さて内容は伊坂作品らしいカッコイイ作品。
何本かの短編が繋がりを持つのも著者らしい。

主人公や回りのキャラクターまでもが魅力的なのはさすが。
ただ今回は超本格派ミステリーとは違うので、ご注意を。

人の心の葛藤を、少しのミステリーで味付けした作品である。
今回は謎解きはオマケのお楽しみで、
心の葛藤とコミュニケーションがテーマかも。

葛藤といっても重苦しくなく、
むしろ笑ってしまうのは『ブチ切れ風な』キャラクター(陣内)が味を出しているからだろう。

非現実的なキャラクターだが、
間違いなくアクセントになっている。

アクセントどころか、各短編の主人公たちを食っている。

ぜひこの風変わりなキャラクターを楽しんでもらいたい。

風変わりといっても、バチスタの白鳥や、イン・ザ・プールの伊良部
とも違った強烈なキャラクター。

他、盲目でありながら爽やかな主人公(作品によってはわき役にも)、
気弱で純情な家裁調査官など、味がある。

さらっと読めるので、普段の伊坂作品と違った向き合い方でどうぞ。

チルドレン (講談社文庫)

チルドレン (講談社文庫)

  • 作者: 伊坂 幸太郎
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2007/05/15
  • メディア: 文庫


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伊坂幸太郎 著 : オーデュボンの祈り [伊坂 幸太郎]

伊坂幸太郎 著 : オーデュボンの祈り

一番期待していた作品を、やっと読んだ。

さすがに期待を裏切らない。

しゃべるカカシ、絶滅したはずの鳥、そして地図にない孤島。
有り得ない設定も、著者にかかればワクワクする作品へと魔法がかかる。

ミステリーでありながら、冒険心をくすぐる。
ハードボイルドほど濃くなく、スマートでカッコイイ。

重力ピエロが、著者の中で一番好きなのは変わらなかったが、外せない一冊。

魅力的なキャラクターが多いのはさすが。
著者初期作品とは思えない質の高さである。

ここ数年、著者は驚くほど多くの作品を生み出し、
すべての質が高い。
今後も注目である。

 オーデュボンの祈り (新潮文庫)

オーデュボンの祈り (新潮文庫)


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伊坂幸太郎 著 : 死神の精度 [伊坂 幸太郎]

伊坂幸太郎 著 : 死神の精度

よくこんな設定を考えついたものだ。

人間の死の可否を調査する死神が主役。
死神といえども、どこか憎めないキャラがいい。

著者ならではのキャラ設定はさすが。
短編ものなのだが、同じ死に神が主役であり時代が交錯する。
キャラクターの設定が死神な故、自由度も高く、著者の独創的な遊び心が活きる。

こうきたか!?と思わせる設定、シナリオもあり、
楽しく、わくわくする。

これはシリーズ化して欲しい。
魅力的な一冊。

死神なのにヒューマニズム溢れるミステリー

死神の精度 (文春文庫 (い70-1))

死神の精度 (文春文庫 (い70-1))


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アヒルと鴨のコインロッカー [伊坂 幸太郎]

 伊坂幸太郎 著 : アヒルと鴨のコインロッカー

これまたカッコイイ作品。

音楽と登場人物、そして会話においてもカッコよさが常に漂う。
展開の強弱は激しい。[ー(長音記号1)]

いたって動きがないようにみえて、急に猛烈なスピード感。
全体を通したバランスは、伊坂作品にしては落ち着きがない感もあるが、
最後の展開、またまた驚かされます。[爆弾]

主人公と、知り合いになったばかりの隣人。
広辞苑を盗みに、本屋を襲撃?!?

本好きの僕にとっては、許せない(笑)
本屋を大切にしましょう~。

最後まで読んで思ったのが、この展開で映画化・・・。
できるのか?いや、もう公開されたのだから、どう演出したのか。
気になるところ。

とにかく観てみよう。
ネタバレしたくないので、今回も抽象的で、
この記事では意味が通じないはず。。。

ぜひ、読んでみてもらいたい。
僕がこう書く理由が分かるはず。

アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫)

アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫)


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