柳井 正 著: 柳井正の希望を持とう [読書(ビジネス書)]
柳井 正 著: 柳井正の希望を持とう
ここ最近、現役の経営者の本を読んでいなかった。
大学生の頃は、よく読まされたものだが。
自分の中で、なるほどと思える経営者のひとりであった柳井氏であったため、
ようやく著者の本を読めたという感じ。
考え方は、まさに僕が日々思うことと同じで、とても安心した。
ルーティンワークに埋没するのではなく、社員ひとりひとりが経営者感覚でいること、
また、新しい仕事は常にあり、優秀な社員はそれが宿命であること。
背中を押された感じがしたし、
そろそろ自分の限界を自分で作ってしまいそうになっていたので、
非常にプラスになった。
学習する意欲も出たし、部下を育てることの重要性も理解できた。
ついつい辛抱強く教育するよりも、自分で仕事をしてしまいがちだった。
彼らを教育し、次世代を気づくことが会社、ひいては社会のためだ。
それも管理職の役割として、しっかり取り組まねば。
震災や円高で、国内企業が海外へシフトし、国内産業が空洞化する危機だという。
そんな中、我々が奮起し、よりよい社会、また倫理観だけでなく、
経済も回復させられるように頑張ろう。
伊坂 幸太郎 著: ゴールデンスランバー [伊坂 幸太郎]
伊坂 幸太郎 著: ゴールデンスランバー
疾走感あるストーリー展開はよかった。
強いて言えば、伊坂氏お得意のキャラの魅力がもっとあるとよかったかな。
しかし、これだけの数の伏線を張っていると、辻褄合わせが可能になるだろう。
矛盾が出そうになると、それを解消するための主人公とのつながりを作る
という制作上の後付け感を想像してしまって。
エンディングから逆算して、それぞれのキャラを生み出し、
出会わせると・・・ついつい善からぬ想像をしてしまう。
オーデュボンみたいな設定であれば、メルヘンチックにも感じられるのだが。
最終的にはさすがという締め方をしているので、そこは納得できた。
事前の評価が高かっただけに、天井上げすぎてしまったかな。
垣根 涼介 著:借金取りの王子 [読書(その他)]
架空の人物、会社ではあるが、自分と重ね合わせやすく、また勉強にもなる。
特に自分と同じ、人材派遣、紹介も生業としている主人公。
メインは首切り、リストラ代行業ではあるが、これもまたおもしろい。
本田 健 著:ユダヤ人大富豪の教え [読書(ビジネス書)]
本田 健 著:ユダヤ人大富豪の教え
非常に読みやすく、頭にも入りやすい。
どちらかというと、すでに実践済みのことも多く、目新しいことは少ないが、
この読みやすさが、改めて気づきをくれる。
ポジティブに生きるには、甘えだけでもなく、全力で取り組むことも必要という。
しかし、それは自分の生活を犠牲にすることではない。
プライベートを大切にし、そのうえで仲間、家族の理解を得たうえで、
仕事に取り組まなければならない。
逆境も楽しいと思えるよう取り組まねばならない。
非常に当たり前のポジティブシンキングで、こう考えること自体が難しいのだが・・・。
ただ、読んでいると、うまく乗せられたような気になれる。
心理本にしては、物語(ストーリー仕立て)にすることで、
自己投影がしやすいためだ。
本書に疑念を浮かべず、純粋な気持ちで乗せられてみようと思う。
少なくとも、読む前より気持ちは楽になったのだから。
沢木 耕太郎 著: イルカと墜落 [読書(その他)]
深夜特急にかなうはずもないと思いながらも、
あの体験をもう一度したいと思い購入。
ご想像の通り、旅が中心の小説。
似て非なる内容でありながら、なかなかおもしろかった。
深夜特急のアジアとは違い、ブラジルであるため、僕個人のテンションは若干低め。
ただ、個人的にはもちろん未体験ゾーンのため引き込まれる。
特に、飛行機が墜落する内容はまたすごい。
実体験だけに、その感覚が自分のことのように伝わる。
~どうやらこの飛行機は墜ちるらしい。~
この一文。自分のことなのに、客観的で冷めている。
この感覚が、まさに実体験の風。
読んでいて思うのは、未体験を疑似体験できる
「読書」の醍醐味だ。
未体験ゾーンへ誘われること必至。
これは簡単には味わえない経験を、
本を通じ著者と一体化できる。
著者の得意分野のため、ぜひおすすめしたい作品。













